西洋古典、西洋近代、西洋現代など西洋美術や、インテリアアートとして需要が伸びているポスターなどの
デザイン系オークションアイテムを扱うオークションハウスをご紹介します。
絵画・グラフィック系専門オークションハウス紹介
グラフィック専門オークション・ハウス。
アメリカで唯一のIA(インターナショナルオークショニア)の加盟オークションハウス。
1941年に希少な書籍専門のオークションハウスとしてスタートし、現在は従来の書籍、オートグラフ、地図に加え、写真、ポスター、プリント、素描など多岐にわたるオークションを開催しています。
近代絵画専門オークション・ハウス。
所在地はベルリンの中心地。19世紀・20世紀の美術と写真専門の
オークションハウス。
本拠:ドイツ・ベルリン
● 入札情報
同じ作家の同程度のエスティメートの作品でも落札額にバラツキがあります。結果として1つの作品を競り上げてしまうよりも、予算を分散して入札した方が確実かもしれません。アフターセールをオークション開催日から2ヶ月間受付ているので、結果が出てからじっくり選ぶのも1つの手段。
● トシ・インターナショナル コメント
オークションの取引高としてはドイツ国内でトップクラス。写真美術の
分野においてはリーディングカンパニー的存在。
杉本博司の“South Pacific Ocean”が33,040ユーロで落札されました。
● カタログ紹介
基本的には高いエスティメートの作品中心ですが、「見積3,000ユーロまでの作品」というオークションカタログを別途製作しております。
カタログは品切れになりやすいので、必要な場合はお早目のご予約を
お願いいたします。
近代絵画専門オークション・ハウス。
1946年ドイツ・シュツッツガルトにてケテラー兄弟により設立。1965年にミュンヘンに移動。19世紀以降の美術が中心のオークションハウス。
ハンブルクでも希少な書籍などオークションを開催。オークションを通じて戦後のドイツ美術界の発展に大きく貢献している。
本拠:ドイツ・ミュンヘン
● 入札情報
2005年は極めて高い落札率を記録しました。エスティメートの価格に関わりなく作品のコンディションや情報を答えてくれるので、ご遠慮なく事前にお問合わせください。
● トシ・インターナショナル コメント
第二次大戦中に「退廃芸術」としてドイツで禁止されていた作品の不遇を経験しているケテラー兄弟によって設立されただけあって、近代美術に対する思いの強いオークションハウス。2004年はバウハウスやドイツの前衛をテーマにしたオークションを開催しました。お手頃な価格帯の作品も多いので、初心者にもお薦めできるオークションハウスです。
● カタログ紹介
説明は完結で分かりやすく、アーティスト・インデックスでお求めのアーティストの作品が探しやすい。冊子数に限りがある場合が多いので、
カタログのご予約はお早めにお願いします。
近代美術専門オークション・ハウス。
ハンブルクにある書籍と絵画が中心のオークションハウス。1983年に
ニューヨークにオフィスを開設し、ハンブルクとニューヨークの美術界の
橋渡し的な存在。
本拠:ドイツ・ハンブルグ
● 入札情報
エスティメート価格よりも下回って落札される率が高いので、諦める前に御自分の判断した額で入札されることをお薦めします。
特にコンテンポラリー・アートの分野はまだ相場が安定していないアーティストも多数出品されています。
● トシ・インターナショナル コメント
モダン&コンテンポラリー アートの分野はとても充実した内容です。
2006年は日本でも再び注目を集めたフルクサスの作品や多数出品
されました。貴重な書籍&オートグラフの分野はグラフィック系が中心ですが、本当に希少な品が多数出るのでコレクターの方は要注目です。
● カタログ紹介
モダンアートやコンテンポラリーアートのカタログは説明文と写真が一緒になっていて見やすい構成です。希少な書籍&オートグラフは慣れないと見難いかもしれません。画像がないためイメージがつかみにくい作品は事前にお問合わせください。
近代絵画専門オークションハウス。
1864年にドイツにてギャラリーとして設立。1919年にスイスのベルンに
移動。専門はモダンアートの古典的作品やグラフィック、オールド・
マスターの素描。Paul Kleeのレゾネを出版するなど、美術界に
対する貢献度も高い。
本拠:スイス・ベルン
● 入札情報
日本円に換算して100万円以下のハンマープライスで落札できる
作品は少ない。2005年開催の19世紀&20世紀美術オークションの
落札率は75%と高水準。
● トシ・インターナショナル コメント
エスティメートも高額な作品が多く、それでも高い落札率をキープして
いるのは世界中の画商や美術館の信頼が高いからです。初心者には
敷居は高く感じられるかもしれませんが、信用も高いので安心して
ご入札いただけるかと思います。2003年にはヘルマン・ヘッセの
水彩画だけでオークションをしたこともあり、不定期に興味深いテーマ
オークションを開催することがあります。
● カタログ紹介
美術にあまり関心のない方も教科書や美術館などで見聞きしたことが
ある名が多数出品されます。従って、どなたにも楽しんでいただける
内容となっております。カタログ数が不足なりがちなので、
ご希望の方はお早目のご予約をお願い致します。